今回は複数の名前の定義登録を一括で行う方法のご紹介です。
数件程度なら一件ずつでも問題ないかもしれませんが、数千、数万のデータに名前の定義を登録するのは現実的ではないので、是非覚えて活用してみてください。
事前に
注意事項
今回紹介するように数万行の名前の定義を一括で行う処理は非常に処理が重いため、事前の保存と他のファイルは閉じておくことをおすすめします。
また、処理に数分かかることがありますので、時間に余裕があるときに行う事をおすすめします。
今回使用するデータ
今回使うデータは下の画像の表です。
データは10万行×3列で30万ほどのデータになります。
名前の定義一括登録の方法
範囲を選択 > 数式 > 選択範囲から作成
今回は行ごとの名前の定義を例にしています。
まず名前の定義を登録したい範囲をタイトル列(行)を含め選択します。
範囲を選択したら、上部タブから「数式」を選択し、「選択範囲から作成」を選択します。
すると下画像のような選択肢が表示されるので、「左端列」にチェックを入れて(恐らく最初から選択されている)、「OK」を押します。
因みに、列ごとに名前を定義する際は、「上端行」を選択、ここまで説明すれば残り2つの使い方も理解できるかと思いますが、あまり使う事は無いかと思いますので、ここでは説明を割愛します。
以上です。
結果
上記の手順が完了すると行ごとに名前が定義されている事が確認できます。
試しに一つ確認すると「B2:D2」の範囲に「G_0000001」の名前が登録されていることが確認できますね。
ちなみに、名前に「ハイフン(-)」を使う事はできないので、自動的に「アンダーバー(_)」に変換されます。
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