どうもasです。
本日は私が仕事でよく使う関数の活用術を紹介したいと思います。
それではいってみましょう~。
VLOOKUP活用術
皆さん、仕事で何かを集計した時に、別シートに特定の条件のものを移して別の表を作成したい時ありませんか?
例えば下の画像のように・・・
そんな時、フィルタリングやピボットテーブルでも可能ですが、VLOOKUPでも同じことができるって知ってましたか?
今回紹介するテクニックを覚えれば、色々な場面で役立つので是非覚えてみてください!
今回使う関数一覧
○ COUTIF
○ MAX
○ ROW
○ COLUMN
○ IFNA
手順
今回のテクニックの手順は下記の通りです。
- 集計したデータを反映させる表の枠を作成
- VLOOKUPの検索値となる関数を入力
- 集計先の表に②を検索値にしてVLOOKUPを入力
以上です。簡単ですね。
①集計したデータを反映させる表の枠を作成
次はA列に1列挿入します。
②VLOOKUPの検索値となる関数を入力
まずはA3のセルに下記関数を入力してください。
③集計先の表に②を検索値にしてVLOOKUPを入力
続いて、VLOOKUPを使って集計先の表に東京都だけを集計してみましょう。
G5のセルに下記関数を入力してください。
=IFNA(VLOOKUP(ROW(A1),$A:$E,COLUMN(B1),FALSE),””)
この関数を簡単に説明する前に、ROWとCOLUMN簡単な説明を。
ROW関数
例えば、ROW(A1)と入力したら「1」、ROW(G5)と入力したら「5」というように行数を数字で返します。
つまり、指定したセルの列は完全無視で行数のみを返す関数です。ちなみに、何も入力せずROW()と入力すると、自セル(その関数を入力したセル)の行数を返します。
COLUMN関数
”カラム”と読みます。この関数は括弧で囲んだセルの列数を返す関数です。
例えば、COLUMN(A1)と入力したら、A列は左から数えて1列目なので「1」、COLUMN(G5)と入力したら、G列は左から数えて7列目なので「7」というように列数を数字で返します。
ROWと一緒で、指定したセルの行は完全無視で列数のみを返す関数です。
こちらも、何も入力せずCOLUMN()と入力すると、自セル(その関数を入力したセル)の列数を返します。
上記をふまえて、簡単に関数を説明すると、「A列の1(ROW(A1)の部分)が入力されている行の2列目(COLUMN(B1)の部分)の文字を表示して、もしno answer(検索値が範囲内に無い)の場合は空白を表示する」という意味になります。
上記関数をG5のセルに入力して「A店」の文字が表示されればOKです。
そしたらG5の関数をコピーしてG5からJ12までに数式のみを貼り付けましょう。
数式のみを貼り付ける場合は右クリックで下記アイコンをクリックすれば出来ます。
すると下記画像のように無事、東京都のみが行間を詰めて集計できたと思います。
さいごに
VLOOKUPで行間を詰める為には?の紹介は以上になります。
関数って単体で覚えただけだと大した事できないですけど、こうやって色々な関数を組み合わせて使うことによって、一気に幅が広がりますよね!
他にもExcelには便利な機能がいっぱいあって、例えばデータの入力規則を使って下記のように都道府県の入力部分を選択式にしたり、
条件付き書式を使って自動で最適な罫線と塗りつぶしを行ったり、
是非コメント欄にリクエストをお待ちしております^_^
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