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XLOOKUP関数は戻り範囲を複数指定できる

今日はちょっと雑ネタですが、XLOOKUP関数の戻り範囲って複数列指定できるの知ってました?って話しと、戻り範囲って上限あるの?って話です。

戻り値を複数指定

XLOOPUP関数

一応、XLOOKUP関数を簡単に説明すると下記のような関数です。

説明

検索値を検索範囲から探して、戻り範囲の対応する列(行)から値を返します。

引数

引数説明省略可否
検索値検索する値を指定します必須
検索範囲検索する範囲を指定します必須
戻り範囲検索範囲で一致した場合の値を返す範囲を指定します必須
見つからない場合検索範囲に一致する値が無かった場合に返す値を指定します省略可
一致モード完全一致 or 近似値
0:完全一致
1:完全一致 or 次に小さい値
-1:完全一致 or 次に大きい値
2:ワイルドカード文字と一致(検索値にワイルドカードを使用する場合)
省略可
検索モード検索する順序
1:先頭から
-1:末尾から
2:バイナリ昇順(検索データソートされている場合に使用)
-2:バイナリ降順(検索データソートされている場合に使用)
省略可

 

使用例

下の画像ではXLOOKUPの戻り値に「売上」と「rank」の列を指定しています。

※ちなみに関数を見やすくするために表をテーブル化し、テーブルに「売上順位表」、E8セルに「検索支店名」という名前を付けています。

=XLOOKUP(検索支店名,売上順位表[支店],売上順位表[[売上]:[rank]])
するとこんな感じで値が返ってきます。

戻り範囲の最大

ちなみに戻り範囲は最大どれくらいの範囲指定できるのか検証しました。

とりあえず、2行目に10,000行のデータを用意して戻り範囲に指定したら・・・

 

 

カンストしてしまいました・・・

ということでパソコンのスペックによるかと思いますが、おそらく処理が追いつけばXFD列(16,384列)までいけるのではないでしょうか?

まとめ

XLOOKUP関数の戻り範囲は複数指定できる

戻り範囲はXFD列(16,384列)まで指定できる(たぶん)

 

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