どうもasです。
本日はExcelのSUM関数について解説していきます。
それではいってみましょう~。
SUM関数
Excel関数の中では基本中の基本であるこの関数です。
多くの方はこの関数の基本的な使い方は知っていると思いますが、実は応用的な使い方もあって、完璧に使いこなせていない人も実はいるんじゃないでしょうか?
用途
指定した範囲の数値の合計を求めます。
売上合計や家計簿の収支計算など、幅広い用途で使える関数です。
基本形
=SUM(数値1,[数値2,・・・,数値N]) ※N=1~255
ワンポイント
- 『数値 』の部分には合計したいセルを入力します。
- 最大255の数値を指定できます。
使用例
連続したセルの集計
SUM関数の最も基本的な使い方になります。
C7セルでC2~C6セルの合計(販売数量の合計)を、D7セルでD2~D7セルの合計(売上金額の合計)を集計しています。
連続するセルの数値を集計する場合は始セルと終セルの間に『:(コロン)』を入れます。
不連続セルの集計
集計したいセルが飛び飛びの場合の使用例です。
D14セルでD7セルとD13セルの合計、E14セルでE7セルとE13セルの合計を集計しています。
不連続のセルを集計する場合は集計したいセルをそれぞれ『,(カンマ)』で区切ります。
指定したセルに任意の数値を足す
集計した数値に一定の数値を足す場合。
DセルでD2セル~D4セルの合計を集計して、そこに送料550円を固定値で足しています。
複数シートにまたがるセルの集計(串刺し集計)
複数シートにまたがる同一セルを集計する場合です。
支店A(赤シート)、支店B(黄シート)、支店C(緑シート)の数値を支店計(紫シート)に集計します。
注意
全てのシートの表の形や項目の位置は必ず揃えてください。
手順1
あらかじめ用意した集計用のシート(今回は紫色のシートを例にします)のB2セルに下図のように入力します。
手順2
支店Aのシートをクリックして選択し、支店計と同様のB2セルをクリックして選択します。
手順3
『Shift』キーを押しながら『支店C』シートをクリック。
『Enter』キーを押して完了。
手順4
すると『支店計』のシートに下図のような関数が入力され、それぞれのシートB2セルの合計が表示されます。
手順5
最後にB2セルの関数をコピーして残りのセルに貼付。
貼付する際は数式のみを貼付してください。
数式のみの貼付がわからない場合は?
Ctrl + Alt + V → F → Enter
を押せば数式のみの貼付ができます。
豆知識
SUMのショートカットキー
『Shift + Alt + =』を押すと自動で最適な範囲のSUM関数が入力されます。
範囲内のエラー
SUM関数の範囲内にエラー値(#VALUE!、#N/A、#DIV/0!等)が含まれる場合はSUM関数の計算結果も同じエラーになります。
串刺し集計
前項で紹介した串刺し集計は飛び飛びのシートの集計はできません。
さいごに
以上、本日はSUM関数について紹介していきました。
いかがでしたか?
もし一つでも皆さんの知らないSUM関数の使い方が紹介できていれば良いなと思います(^-^)
それでは今日はこの辺で。
まとめ記事
Excel関数のまとめ記事です。
是非参考にしてください(^-^)