どうもasです。
本日はExcelのPERCENTILE.INC(PERCENTILE)関数について解説していきます。
それではいってみましょう~。
PERCENTILE.INC(PERCENTILE)関数
用途
配列に指定したデータの百分位数(パーセンタイル値)を求めます。百分位のどの位置の値を求めるかは率で指定します。
百分位数とは、データを降順で並べ全体を100%とした時に指定した0%~100%の位置にある値のことを言います。例えば、55パーセンタイルであれば最小値小から55%に位置する値を指します。
基本形
=PERCENTILE.INC(配列,率)
ワンポイント
PERCENTILE関数はPERCENTILE.INC関数の互換関数です。
使用例
百分位数を求める
前述でも述べた通り、百分位数とはデータを降順で並べ全体を100%とした時に指定した0%~100%の位置にある値のことを言います。
言葉で説明しても分かりづらいので、下図を見てみましょう。
このように指定した配列内のデータの中で指定した0%~100%の位置にある数値を結果として返します。
『0%』を指定した際は最小値(MIN関数と同じ結果)、『50%』を指定した時は中央値(MEDIANと同じ結果)、『100%』を指定した時は最大値(MAX関数と同じ結果)を返します。
PERCENTILE.INC関数の注意点
PERCENTILE.INC関数の様々な注意点について解説します。
指定範囲について
PERCENTILE.INC関数で指定する配列は連続したセルしか指定することはできません。
連続したセルであれば行・列どちらに指定範囲を伸ばしても機能します。
配列に含まれる値について
配列内に含まれる、『文字』『論理値』『空白セル』は無視されますが、エラー値が含まれる場合は、PERCENTILE.INC関数の結果もエラーになります。
エラーを回避したい場合はAGGREGATE関数の『集計方法16』を使用しましょう。
率について
率に指定できるのは『0%~100%』または『0~1』までです。それ以外の数値を指定すると『#NUM!』エラーになります。
PERCENTILE.EXC関数について
基本的にPERCENTILE.EXC関数もPERCENTILE.INC関数と同様、百分位数を求める関数ですが、PERCENTILE.INC関数で指定できる率は『0%以上100%以下』で、PERCENTILE.EXC関数で指定できる戻り値は『0%より大きく100%未満』です。
また、指定できる率の範囲が違う為、同じパーセンタイル値を指定した場合でも結果が異なる場合があります。
まとめ記事
Excel関数のまとめ記事です。
是非参考にしてください(^-^)