どうもasです。
本日はExcelのMEDIAN関数について解説していきます。
それではいってみましょう~。
MEDIAN関数
用途
データの中央値を求めます。
中央値はデータの大きい順または小さい順に並べた時の中央の位置にある値で、データの数が偶数の場合は中央の2つの数値の平均を中央値とします。
中央値について詳しく知りたい方はこちらの外部リンク『知って得する統計知識!真ん中を表現するのは「平均」と「中央値」』を参照ください。
基本形
=MEDIAN(数値1,[,数値2,…,数値N])※N=1~255
ワンポイント
最大255個の数値を指定できます。
使用例
テストの中央値を求める
上図では点数の表から中央点と平均点を求めています。
多くのデータがある場合、『データ全体を一言で表せる数値(平均値・中央値・最大値・モード等)』を求めて、データ全体の特徴を捉えます。
そしてその『データ全体を一言で表せる数値』のことを『代表値』と言います。
よって上図での代表値は『中央点』と『平均点』という事になります。
引数解説
Ⓐ指定範囲内にある文字、論理値、空白セルは無視されます。よって上図では『10、20、25、30、1000』の6つの数値が対象になり、真ん中の数値の『25』が中央値になります。
Ⓑ不連続のセルを指定する場合や数値を絶対参照にする場合は『,(カンマ)』で指定範囲を区切ります。上図では『10、20、25、30、1000、0』の7つの数値が対象になり、対象が偶数なので、真ん中の数値『25』と『30』の平均値『25.5』が中央値となります。
平均値と中央値の使い分け
前述の図のCで分かるように、平均値は全てのデータを対象とし、指定した範囲内に極端に離れた数値がある場合、その数値に引きずられる性質があります。
それに対して中央値はデータを並び替えた時の真ん中に位置する数値を参照するので、極端に離れた数値の影響を受けづらいという性質があります。
また、データ内に含まれる極端に離れた数値のことを『外れ値』と言います。
まとめ記事
Excel関数のまとめ記事です。
是非参考にしてください(^-^)