どうもasです。
本日はExcelのLARGE/SMALL関数について解説していきます。
それではいってみましょう~。
LARGE/SMALL関数
用途
配列内の数値から指定した順位の数値を表示します。LARGE関数は数値の大きい方から順位を数え、SMALL関数は数値の小さい方から順位を数えます。
基本形
=LARGE(配列,順位)
=SMALL(配列,順位)
使用例
指定した順位に該当する数値を求める
上図では配列を『数学テスト結果』の表を指定し、順位にG列のセルに入力したそれぞれの順位を指定しています。
LARGE関数における順位1位とは、配列内で最も大きい数値でMAX関数と同じ結果になります。
一方、SMALL関数における順位1位とは、配列内で最も小さな数値でMIN関数と同じ結果になります。
LARGE/SMALL関数の注意点
LARGE/SMALL関数の様々な注意点について解説します。
指定範囲(配列)について
数値及び数値の入ったセルやセル範囲を指定します。
連続したセルを指定する際は『:(コロン)』をデータの始セルと終セルで挟みます。
LARGE/SMALL関数では不連続のセルを指定することはできません。
LARGE/SMALL関数に含まれる値について
LARGE/SMALL関数に含まれる、『文字』『論理値』『空白セル』は無視されます。数値にエラー値が含まれる場合は結果はエラーになります。
エラーを無視したい場合はAGGREGATE関数の集計方法『14(LARGE)』か『15(SMALL)』を利用しましょう。
順位の指定値について
LARGE/SMALL関数で指定できる順位は『1以上、配列内のデータ数以下』です。『0以下』を指定した場合や『10個しかないデータで11位』を指定した場合等は『#NUM!』エラーとなります。
また、順位に小数点以下を含む数値を指定した場合、LARGE関数は小数点以下切り上げ、SMALL関数は小数点以下切り捨てした数値としてみなされます。
まとめ記事
Excel関数のまとめ記事です。
是非参考にしてください(^-^)