どうもasです。
本日はExcelのFREQUENCY関数について解説していきます。
それではいってみましょう~。
FREQUENCY関数
用途
データ配列内の数値を任意の区分にグループ分けをして、各グループ(区間配列)に入った数値の個数を求めます。この関数は配列式で入力します。
基本形
{=FREQUENCY(データ配列,区間配列)}
配列式入力とは
詳しくはまた別の記事で解説する予定ですが、まず配列とは簡単に言うと同種のひとかたまりのデータ群のことです。
そして、関数を配列式を用いて入力する際は、配列式を入力したい範囲を全て範囲選択した後に普段通り関数を入力して、『関数の挿入』を使用する時は関数を入力して最後に『ctrl+Shift』を押しながら『OK』を、直接セルに入力する際は関数を入力して最後に『ctrl+Shift』を押しながら『Enter』を押します。
正しく配列式が入力されれば、入力した関数を『{}』で挟んだ形になります。
使用例
データの度数を求める
データの度数とは前述で述べた通り、データ配列内の数値を任意の区分にグループ分けをした時に、各グループ(区間配列)に入った数値の個数のことです。
上図の例で説明すると『データ配列』とは度数を調べたい数値の入ったデータ群を表し、ここでは『数学テスト結果』を指します。
『区分配列』とは、任意のグループ分けを表し、ここでは『区間』を表します。
例えば上図の区間で『60』を指定しているH3セルでは結果は『6』となっています。これは『数学テスト結果』の表で『50より大きく60以下』のテスト結果の人数が『6人』であることを表しています。
FREQUENCY関数の注意点
FREQUENCY関数の様々な注意点について解説します。
指定範囲(データ配列、区間配列)について
FREQUENCY関数で指定できるデータ配列、区間配列は連続したセルしか指定することはできません。
データ配列は連続したセルであれば行・列どちらに指定範囲を伸ばしても機能しますが、区間配列は連続したセルでも、列(横)方向に伸ばすことはできません。
データ配列、区間配列に含まれる値について
データ配列、区間配列に含まれる、『文字』『論理値』『空白セル』は無視されます。データ配列内にエラー値が含まれる場合はFREQUENCY関数の結果はエラーになり、区間配列内にエラー値が含まれる場合は無視されます。
区間配列を決める
FREQUENCY関数で区間配列を決める際に、データ配列内の数値の最大値と最小値を把握している方がいいでしょう。
もしデータの数が膨大で最小値と最大値がわからない場合は、MIN関数とMAX関数を使い調べてみましょう。
まとめ記事
Excel関数のまとめ記事です。
是非参考にしてください(^-^)