どうもasです。
本日はExcelのDGET関数について解説していきます。
データベース関数の基本的な使い方については『Excel関数大全!~データベース関数の基本~』で紹介しているので、基本的な使い方がわからない方はまずこちらをご参照ください。
それではいってみましょう~。
DGET関数
用途
範囲指定したデータベース内から、任意の条件に合う行を探し、指定した列(フィールド)から値を取得します。
ワンポイント
DGET関数で取得できるのは、指定した条件に『唯一』一致するデータのみです。条件に一致するデータが複数ある場合は『#NUM!』エラーになりますので、注意しましょう。
使用例
条件に合う行の指定したデータを取得する
上図ではデータベースを社員名簿(A6:D16)、フィールドを氏名(A6)、条件を条件表(A2:D3)に指定しています。
DGET関数の注意点
DGET関数の様々な注意点について解説します。
指定範囲(データベース、条件)について
数値及び数値の入ったセルやセル範囲、項目を指定します。
指定したい表(データベース)の始セル(左上のセル)と終セル(右下のセル)のセルを『:(コロン)』で挟みます。
DGET関数では不連続のセルを指定することはできません。
DGET関数に含まれる値について
DGET関数の『データベース、条件』内に含まれる、『文字』『論理値』『空白セル』『エラー値』は無視されます。
『フィールド』内に含まれる、『文字』『論理値』『エラー値』は検索値として認識されますが、『空白セル』が含まれる場合は『#VALUE!』エラーになります。
条件について
冒頭で述べた通り、DGET関数の『条件』で取得できるのは、指定した条件に『唯一』一致するデータのみです。条件に一致するデータが複数ある場合は『#NUM!』エラーになります。
また、指定した条件に該当するデータが無い場合は『#VALUE!』エラーになります。
まとめ記事
Excel関数のまとめ記事です。
是非参考にしてください(^-^)