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TPPとEPAの違いとは?経済用語集その10~今さら聞けない基本編~

どうもasです。

 

本日も経済用語について学んでいきます。

 

それではいってみましょう~。

 

 

貿易

貿易とは国と国の間で行われる商品の売買のことを言います。

 

自国から見て商品を相手国に売ることを『輸出』、逆に相手国から商品を買う事を『輸入』と言います。

 

そして貿易の話になるとよく『TPP』とか『EPA』とかって言葉を耳にすると思いますが、この『TPP』とか『EPA』ってそもそも何?どう違うの?といった部分を簡単にご紹介してきます。

 

WTO

WTOとは?

まず初めに、国際貿易には様々なルールがあります。

 

そのルールを決めるのが『WTO』という国際機関で、本部はスイスのジュネーブにあり、現在加盟国は164か国です。

 

『WTO』とは『World Trade Organization』の略称で日本語で『世界貿易機関』と表記されます。

 

WTOの問題点と現在の風潮

この『WTO』は世界164か国『全ての国の同意』、つまり、全会一致の上でルールを決めるという原則の基に運営されてきました。

 

しかしながら、世界には途上国と先進国、資本主義国と社会主義国など様々な国が混在し、それぞれの主義・主張などが交錯してなかなか意見が一致しなくなってきました。

 

そこで近年では、世界の貿易交渉と言うのは二国間の交渉、二国間の合意と言うのが主流となっていきました。

 

二国間交渉

この二国間での交渉という考え方で登場でするのが『FTA』や冒頭でお話しした『EPA』というものです。

 

FTAとは

『FTA』とは『Free Trade Agreement』の略称で日本語で『自由貿易協定』と表記されます。

この協定では2か国以上の国で関税の撤廃や削減をお互いに定めることができます。

 

EPAとは

『EPA』とは『Economic Partnership Agreement』の略称で日本語で『経済連携協定』と表記されます。

この協定では『FTA』のように関税の撤廃や削減だけではなく、知的財産の保護あるいは投資のルールなども定めることができます。

 

 

二国間交渉の問題点

この二国間での交渉と言うのもまた、問題が無いというわけではなく、現在、世界で結ばれている二国間の協定は300を超え、年々ルールの管理が煩雑な状況になってきているというのが問題視されてきました。

 

そんな中で、より効率的に仲良しグループで協定を結びましょうという流れが出てきました。

 

その流れ中で生まれた協定の一つが冒頭でお話ししたもう一つの言葉『TPP』というわけです。

 

TPPとは

『TPP』とは『Trans-Pacific Partnership Agreement』の略称で日本語で『環太平洋パートナーシップ協定』と表記します。

 

この『TPP』もともとは太平洋を囲む12か国での協定でしたが、最終的にはアメリカがこのTPPから離脱し参加国は11か国となり、『TPP11』と呼ばれるようになりました。具体的な参加国は下記の通り。

 

  • 日本
  • カナダ
  • メキシコ
  • ペルー
  • チリ
  • ニュージーランド
  • オーストラリア
  • ブルネイ
  • シンガポール
  • マレーシア
  • ベトナム

 

TPPとEPAの違い

基本的には『TPP』も『EPA』と同じで二国間以上で貿易をスムーズにするためのルールを定めた協定で広義では『EPA』に属します。

 

しかしこれまで『EPA』や『WTO』などで議論されてきたよりも多くの項目が対象となっており、より包括的な『高度なEPA』とも称されます。

 

TPPで扱われる項目

より包括的な協定を目指し、全部で21項目という多岐に渡る項目で今までの『EPA』よりも自由度の高い協定を結んだこの『TPP』。

 

この21項目の具体的な内容は下記のとおりです。

 

 

TPPで扱われる21項目
物品市場アクセス(農業、繊維・衣料品、工業)
原産地規制貿易円滑化衛星植物検疫(SPS)貿易の技術的障害(TBT)
貿易救済(セーフガード)政府調達知的財産競争政策
越境サービス貿易商用関係者の移動金融サービス電子通信サービス
電子商取引投資環境労働
制度的事項紛争解決協力分野横断的事項

 

 

 

日本のEPA

現在日本では18の国や地域でEPAを結んでいます。

 

そんな日本のEPAを一覧で見ていきましょう。

 

日本のEPA一覧

 

国・地域発効日
シンガポール2002年11月発効、2007年9月改正議定書発効
メキシコ2005年4月発効、2007年4月追加議定書発効、2012年4月改正議定書発効
マレーシア2006年7月発効
チリ2007年9月発効
タイ2007年11月発効
インドネシア2008年7月発効
ブルネイ2008年7月発効
ASEAN2008年12月から順次発効
フィリピン2008年12月発効
スイス2009年9月発効
ベトナム2009年10月発効
インド2011年8月発効
ペルー2012年3月発効
オーストラリア2015年1月発効
モンゴル2016年6月発効
TPP11(包括的先進的TPP協定)2018年12月発効
EU2019年2月発効
日米貿易協定2020年1月発効

 

 

 

さいごに

いかがでしたか?本日は貿易関連の用語を簡単に説明しましたが、この他にも貿易関連ではRCEP(東アジア地域包括的経済連携)や、世界ではTTIP(大西洋横断貿易投資パートナーシップ協定)等、様々な協定があります。

 

気になる方は色々調べてみてください。

 

それでは今日はこの辺で。

 

まとめ記事リンク

当ブログで紹介してきた経済用語をまとめてみました。

是非参考にしてください(^-^)

【経済用語集】今さら聞けない経済用語をわかりやすく説明!~随時更新中~

 

 
 
 
 
 

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