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経済用語集その4~今さら聞けない基本用語編~

本日も経済用語について学んでいきましょう!

本日は”M&A”についてです。

 

それではいってみましょう~。

M&A

M&Aとは?

M&Aとは”Mergers & Acquisitions”の略で、合併と買収という意味です。

 

国内で最近話題になってものでは、ソフトバンクがヤフーやZOZOを子会社化したり、アサヒグループホールディングスがオーストラリアの大手ビール会社のカールトン&ユナイテッド・ブルワリーズを1兆2,096億円もの巨額を投じて子会社化したことが話題になりました。

 

なぜM&Aをするのか?

もちろん何もメリットがなければ企業は買収や統合なんかしません。

 

一体どんなメリットがあるのでしょうか?

 

一般的は買収や統合をする場合はビジネスをより有利に進めて行くための「何か」を相手が持っているからです。

 

その「何か」とは様々なものがありますが、代表的なものに下記の様なものが挙げられます。

 

  • 技術
  • 営業ノウハウ
  • 特許権や商標権
  • ブランド力
  • シェア
  • 人材
  • サービス

等・・・

 

上記のような相手の持つ資産を手に入れる事がM&Aの最大のメリットです。

 

M&Aのデメリットとは?

上記のメリットを見るとあまりデメリットは無いように感じますが、そう上手くは行きません。

 

M&Aにおけるデメリットとは何なのでしょうか?

 

まず、すぐに考えられるデメリットと言えば、買収・統合した企業を活用して上手く利益を伸ばせない場合です。

 

もちろん巨額の資金を投じて企業を買収・統合するわけですから、事前に色々その企業の事を調べ、一般的には外部の専門機関にも調査を依頼し、十分な恩恵が得られるという確信を得てから買収・統合しますが、それでも、思うような利益を得ることが出来ないことは多々あります。

 

すると、その企業を買収・統合に掛かった費用を回収するだけでも、ものすごく時間がかかるか、場合によってはその費用を回収することが不可能になるなんてこともあります。

 

買い手の企業にとってはそんな事態は死活問題ですね^^;

 

次に考えられるデメリットは売り手側の問題ですが、”村上ファンド”や”ハゲタカファンド”に狙われる可能性です。

 

ここ最近はあまり聞かなくなったこの言葉ですが、今の若い人はこの言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

この言葉を説明するにはまず、会社の権力者が誰なのかについて説明する必要があります。

株主が会社のオーナー

前回の記事で株主について触れたと思いますが、企業の株を持っている人を株主と呼び、株主がその企業に出資をしているので、その会社のオーナーということになります。

 

しかし、中小企業ではオーナーが一人という場合も多いですが、一般的には企業の株を持つオーナーは複数人います。

 

その場合、会社での発言権は株を保有している割合で決まります。

 

そして、会社の経営方針などを決める会議を株主総会と呼び、その会議で株主が会社の色々な決め事を投票の多数決で決めていきます。

 

この時、株主達の投票は1人1票ではなく、1株1票で投票していきます。つまり、1人の株主が投票すると、その株主が保有する株の分だけ投票数に加算されます。

 

例えば、株式会社as商事は事案Aと事案Bのどちらにするかを株主総会で投票しました。

 

株主はそれぞれ下記のように株を保有し、各事案に投票しました。

 

  • Aさん・・・70株(事案A)
  • Bさん・・・40株(事案B)
  • Cさん・・・10株(事案B)

 

すると事案Aに70票、事案Bに50票が加算され、事案Aが選ばれます。

 

投票自体は1人しかしていないのに、2人投票した事案Bではなく事案Aが選ばれるのです。

 

ただしこの投票の仕組みにはもう一つルールがあり、その会社の株を1/3以上保有している株主には拒否権が与えられます。

 

つまり、ここで全120株中40株(全体の株数の1/3)保有するBさんが「事案Aは嫌だ!」と言えば、この決議は流れ、もう一度投票のやり直しになります。

 

なので、この会社の場合、実質的に支配権を手に入れるには81株以上保有する必要があります。

 

M&Aのデメリットについてもう一度考える

では話を戻しますが、ここまでの話を聞いて察しの良い方はもうデメリットが何なのか想像がついていると思います。

 

そう、会社の株の2/3以上の株を1人もしくは1企業が保有すると、その会社はその株主に乗っ取られてしまうということです。

 

一般的には企業の株主は、そこの会社の株を長期保有しながら、企業の業績が良くなるように意見をして、利益を上げて、配当を受け取る事を目的としていますが、前述で話した村上ファンドやハゲタカファンドと呼ばれる会社は、2/3以上の株を保有した後に自分たちがすぐに利益を得られるように、利益に見合わない高額な配当を要求したり、現金化出来る資産を売り払って、その現金を自分たちに払わせ、その会社の利益をすべて吸い尽くした後に、その会社を別会社に売り払ったり、倒産させたりします。

 

大企業の株は高額な株だったり、発行している株数が多かったりするので、この類の被害に合うことは無いのですが、上場しているけど、まだまだ小さい企業なんかは、こういった手法の被害に遭いやすいので、自分たちの株の価値をなるべく高く維持をしていかないと、ハゲタカファンド達の被害に会いやすくなるリスクがあるということですね。

 

余談ですが、17年3月期に米国の原発子会社と同グループの再生手続きにより1兆2428億円の損失を計上して、5529億円の債務超過に陥った、あの東芝の事件。直後に株価が大暴落して、底値を着いた所で旧村上ファンド系企業に見事に買収されていましたね^^;

 

最近はあまり話題に出てこないですが、あまり私も詳しくないのですが、まだ東芝側と旧村上ファンド系企業の間では激しい攻防が続いているみたいです。

 

さいごに

以上、本日はM&Aについてでした。

 

少しずつ内容が難しくなってきて、1つの記事に複数の用語を詰め込めるのが難しくなってきたので、今回は1つだけでしたが、いかがですか?

 

意見、感想等ございましたらコメント欄にてメッセージ頂けると幸いです。

 

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是非参考にしてください(^-^)

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今日はこの辺で。
 
 
 

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